侵入者たちのその後

侵入者たちのその後

蟻と不安と脂肪

二度あることは、三度ある。
仏の顔も、三度まで(この例えは違うw)

兆しは、メッセージを受け取るとなくなる。
出てくるということは、まだ受け取れてなかった?

そんなことを思うということは、ええ、出てきちゃいました!またもや、時空からの使者がw

なんと時刻は、夕飯を食べて、まったりホッとしていた午後八時。

窓際で遊んでいた息子の

「蟻が出た!」

という声で、振り向くとワラワラいるのを発見!

出入り口と思われた、窓はしまっている上に、殺虫剤の粉が敷き詰められていて、
蟻の行進は見られない。

でも、絨毯の上にいる蟻たち。
まるで絨毯の中から、湧き出ている??

そんな連想しつつ

「濡れたペーパーを早く!!」

夫に指示を出し、居間の中央にある食卓まで来れないよう、蟻退治開始。

窓の近くにあった、猫の爪研ぎの隅の小さなチップにたかる蟻を

「ぎゃっ!」

と思いながら、ペーパーで絡め取り、ビニール袋へ。

しかし、どこから来ている?

絨毯の上の、蟻を取りつつ、絨毯をめくる。

居た!!

絨毯の下は、畳。
窓側近くの畳のヘリあたりから、集団の蟻たちを見つける。

もしかして、窓じゃなくて、畳の下から出てきた??

想像するとぎゃー!!となりそう。
ヤダヤダヤダ!!

「畳の下の板に隙間ができているとかなら、大家さん案件だよね」

と、冷静にいう夫に、

「畳を持ち上げてその下を掃除しなくてはいけないのか〜!
ヤダヤダヤダヤダ!!」

と想像していた私も

「そうか、私が今開けなくていいよね。」

と、ちょっと落ち着きを取り戻し、慣れたくないけど少し慣れた?蟻殲滅に臨む。

なんとか、動くものは見えなくなり、
絨毯下の畳のヘリ付近に

「これでもか!」

と殺虫剤を撒いて、一息つくと、時刻は午後九時。
就寝時刻の息子が

「お母さん寝るから来て〜」

と、いうも、体は熱いし、どこか痒い気がして収まらない私。

「お母さん、熱くてイライラしているから、シャワー浴びるので無理!!」

と、つれない答えに、奮闘ぶりを理解してくれたのか

「わかった!おやすみ!」

と、いつになくあっさり寝室へ行く息子。
ちょっと悪いことしたかな?と思いつつ、シャワーで洗いながら考える。

蟻がまた出たってことは、易的に受け取れば、解決してない。
答えを受け取っていない、になるのかな。

なんだろう。

蟻単体は、悪いものではない。
不安も悪いものではない。

しかし、蟻・不安が集まると、変な想像をして嫌な気持ちになる。

そして、さっきの強烈な

「嫌だー!!」

は、なんだったか。

「畳の裏を見たくない」だ。

蟻が出てきて欲しくなければ、入ってくる出入り口を閉じれば良い。

それを見たくない。怖い。

…なんで??

見ても見なくても、その裏はあるのだよ??

あれ??

私、不安を、なんで感じているのか、その原因を

「見たくない!!」

って叫んでないかい??

前から、怖いとか嫌だと思うことを、見ないふりする。
そんな傾向があるのは、自覚していた。

例えば…ふと自分の腹を見る。

このお腹の贅肉。
素敵につまめちゃう、存在感ありまくりの、タプタプさんw
すごく嫌で、なんとかしたいとは思っているのだけど、私、出来るだけ見ないようにしているかも!!

隠しきれないけど、服で隠したり
動いている時も、どんな重さで、どういう状況になっているか、感じたことない!!
もしや、だから何しても「なくならない??」

もし、無視しないで、その存在をしっかり受け止めたら、もしかして??
ちょっと、浮かれモードになりそうな私。

それはさておいてw

今回の時空からの使者の「蟻」
おなじみなのに無視していた「贅肉」
つい感じたくない!と思う「不安」

思考や、理屈では

「ある、とわかっている」

のだけど、

「あるのを認めたくない」
「あってはいけないものだ」

そんな風に感じているのが、今の素直な気持ちなのかも。

でも、もし、ね。
これが素直に「ある」だけに変わったら、もっと楽で快適な毎日になるとしたら。

少し、一歩踏み出してみましょうか。

明日、大家さんに、お家賃払う時、蟻が室内に出ること。どうやら畳の下かららしい。
そんな話をしてみよう。

無くしたいのに、無意識に固めて動かなくしている(ことに気がついたw)
お腹のタプタプさんを、思い切って感じてみる練習をしよう。

「不安が怖い」
まだそう感じていることを受け入れて、気がついた小さな1歩を踏み出そう。

次に来る、時空からの使者が、別の形で来ることを願いつつw

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