午前4時の侵入者

午前4時の侵入者

その正体は、「兆し」?

午前4時。
我が家的には、猫たちが

「ご飯〜!」
「かまって〜!」

と賑やかになる時間。
その時間起きて、餌を準備して、一息居間で、コーヒーを飲み、猫と戯れる私と猫たちの時間。

昨日も、ちょっとホッとする、そんな時間になるはずだった。
が、しかし、座った時絨毯の上に見つけたのは、侵入者。

1匹の小さな蟻。

一ミリくらいの小さい蟻が、1匹、2匹、3匹…うわー!何匹だ〜!!

これだけ小さいと、猫たちも狩をする感じにはならないらしい。
いやいや、そんな問題ではない!

若干パニックになる気持ちを抑えて、とりあえず、濡れたペーパータオルで潰すというか、掃除するような感じで絡め取ってはビニール袋の中へ入れていく。

侵入口はこれ、とは見当たらないものの、閉まっている窓の鍵がかかっているあたりが怪しい、と見当をつける。

と、いうのも実はこういうことは初めてではない。
いつだったか、やはり侵入事件があり、その時、検討をつけた、同じ窓の出入り口部分に、虫侵入防止の殺虫剤が撒いてあり、まだその粉は残っているし、その上は歩いているものはいない。

一枚の窓の半分、鍵がかかっている側は、その殺虫剤がなく、そこになんとなくワラワラいる気がする。

とりあえず、見える範囲で、ワラワラする蟻がいないのを確認しつつ、色々原因という名の反省をする。

今回、見つけた場所は、普段掃除をしているようで、いい加減な部分だった。
窓の外のウッドデッキは、普段掃除していない。
猫たちが歩きまわっているから、床は餌がいっぱいなのかもしれない。

あーもーやだ!の気持ちの中で、ふと浮かぶ言葉

「虫は時空からのメッセンジャー」

これは、最も古い東洋思想の「易」の言葉。
感情のない、しかも突然現れる「虫」は、みた人への「兆し・メッセンジャー」という。

これは、易の勉強をした私への何かのメッセージなのか??

蟻を見た時の感情は素直に

「うぎゃー!いやじゃ、なんだこれ??」

ワラワラ現れたから、数は数えられたかもだけど
(易は数を読み解くことで、卦を立てる(占いメッセージを受け取る)ことができます)
数えてなんかいないし、あの状況で、数えられるか、ボケ!!

誰に対して、言っているかもはや不明w
つまり、陰陽で言えば、「陰」のイメージ。

もー、悪いことが起こるっていいう訳??やだー!!

逆ギレの気持ちで時間は過ぎ、家族が起きてきて、いつもの朝のモード。
ご飯を作って食べて、掃除開始。

ああ、でも今日は

「朝、蟻が出たから、ウッドデッキも掃除するね」

と宣言して、庭から窓のあるウッドデッキへ。

ちょっと覚悟して、ウッドディキの掃除をする。

入ったかもしれない付近の窓際や、しまいっぱなしの雨戸の方までみて掃除したけど、侵入口的なものはもちろん、蟻の巣どころか、いた形跡もなし。

なんだか、肩透かしを食らった気分で、夫に
「蟻がいた形跡なかったよ」
と、言ったら
「だって、蟻は地面に巣を作るから、地面から登ってきたんでしょ」
と、言ってきた。

一瞬

「ウッドデッキの下の地面て!掃除できないじゃん!!」

とイラっとしたのだけど、これは仕方がない、と思い直す。

我が家の周りはonly土の地面。
蟻さんやミミズさん、他沢山の虫さんたちの宝庫。

この家に住んで、もう10年以上。
身を持って分かっていることは、

「蟻とドクダミは無くならない」

もう無理なんですw
withコロナじゃないけど、いるのが当たり前。
あとはどう自分の中で、折り合いをつけていくか。
それに尽きる存在。

そんな思いが湧いてきて、ふと浮かんだのが、これって「不安」対策の暗示??ということ。

「朝のぎゃー!と思った蟻を見た私の気持ち」→不安・恐怖

実際、1ミリ程度の蟻です。噛まれてもないし、猫たちが遊んでバラバラにするわけでもなく、実害なし。
ただ、安全と思っている部屋に、突然現れたので、

「何か、被害が起こっていた、もしくはこれから起こる?」という不安が湧いてきただけ。

で、これは「無くならない」。地面がある限り。無くすことはできない。

だからやることは、見つけたら、落ち着いて処理、以上。
無視することでもなく、ただ入ってきたものたちを、見つけて処理して、
原因と思われるところを見つけて、今できる対策をして、安心感を取り戻す。

易では、問いが生まれた時、答えも生まれると言います。
そして、先に答えが現れて、問いが後からくることも。

日々湧いてくる不安にどう対処すれば良いのか。
不安を感じたくない、無くしたい。

そんな内心の思いへの時空からのメッセージ、かもしれないな〜と思う今朝。

恐る恐る、いつも通り居間に行ってチェックするけど、蟻さんはおらず。

「兆し・メッセージ」

は受け取ると、そのものはあわられなくなる、と言います。
そして、受け取ったら、その方向に一歩進むと、「偶然の偏り」が生まれる。

「偶然の偏り」つまり、自分が行きたい世界が作られていく。

私で言えば、思えばどこかに「湧き上がる不安」をどうにかしたい、という望みがあった。
時空からのメッセージは

「不安」は無くならない。
でも、やることは、ただ見つけて、対応するだけ。
そうすれば、「不安」は「恐怖」になることもない。

不安や恐怖にすくまれると身動きが取れなくなる。
そんな癖のある私が、前に進むための時空からのメッセージ。

と、いうメッセージを受け取った、と思って、今日も1歩進む。
これで自分の生きたい世界に行けるなら、めっけもんよね?
ということで、今日もスタートいたします♡

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